マイナンバー導入に関する経緯と予定
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マイナンバーの今後の予定は?
マイナンバーの今後の予定は?
平成27年10月からカードが配布され、28年1月から制度が始まる。
預金口座への適用は?
新聞によると「マイナンバーの預金口座への適用は、平成30年(2018年)から始まり、新規に口座を開設する際に、申請用紙にマイナンバーを記入する欄を作る(当面の間、登録は任意)。平成33年(2021年)を目途に義務化を検討する」と麻生太郎財務相が語っている。
マイナンバー法の制定の経緯は?
ところでマイナンバー法というのは、いつ決まったの?
時系列にすれば、こうなる。
- 平成23年6月、菅首相が共通番号制度の導入に向けて「社会保障・税番号大綱」を決定した。
- 平成24年2月、野田首相がマイナンバー関連3法案を閣議決定して通常国会に提出した。
- 平成24年11月、民主党が選挙で大敗し、衆議院が解散してマイナンバー関連3法案が廃案になった。安倍政権が誕生。
- 平成25年3月、安倍首相はマイナンバー関連4法案を閣議決定して通常国会に再提出した。
- 4月に衆議院、5月に参議院で可決成立した。
反対者はいなかったのか?
共産党は情報漏えいの危険性を理由に反対した。
マイナンバーというと、昔話題になった国民総背番号を想像する。なぜ、今回はスムーズに導入が進んだのか?
東日本大震災で行方不明者が出たり、大量の怪我人が発生したので、防災・医療という点からの必要性が指摘されたことも、導入に向けた雰囲気作りになったと思う。