「週刊FLASH」掲載 <職業別>倒産続出!? 税金逃れが不可能になる
「週刊FLASH 1348号」(2015年9月29日発売)『あなたのマイナンバー 10月自宅に届いたら』に北見昌朗のオピニオンが掲載されました。
【飲食・自営業】社会保険料の未払いはもう許されない
「飲食業は税金をとりづらい業界でした。客は不特定多数で、領収書の発行も少ない。客数も売り上げもあいまいにできたからです」(坂井氏)
国税側も、店の前で監視したり、ゴミ袋から割り箸を回収して収入を推定するしかなかった。だが、制度導入後は、遠隔地の預金や親族の口座に分けた預金も把握され、脱税は難しくなる。結果、個人経営の店や企業の倒産が増えると社会保険労務士の北見昌朗氏。
「こうしたざっくり経理が透明化することで、無駄の多かった店舗や自営業はかなり経営がきつくなります。そうした会社の従業員は、警戒しておいたほうがいいでしょう」
レンタルビデオ店などの従業員は、マイナンバーの扱いに注意だ。入会時などに知った番号を渡したりするのは重罪。また、個人番号カードの裏面をコピーするのは法律違反となる。