マイナンバーの直前対策セミナー
マイナンバーの交付がいよいよ10月から始まります。そこで、9月以降、マイナンバーの実務に携わる「取扱責任者および担当者」向けのセミナーを開きます。実務担当者向けではありますが、関心のある経営者もご参加くださいませ。
マイナンバーの直前対策セミナー 第1部を公開します。
北見事務所は自社にマイナンバー金庫を導入
- 北見事務所は、金庫を8月末日に導入完了しました。金庫は高さ180センチ、幅100センチ、奥行き80センチ。重さ780キロ。それが2台入りました。この中で、顧客からお預かりした大切なマイナンバーを厳重に保管します。
- 顔認証で解錠します。
- バーコートシステムを同時に導入しました。顧客からお預かりしたマイナンバー一人ひとりにバーコードを貼り付けます。「誰のマイナンバーを、いつ、誰(職員)が、何のため(雇用保険等の手続き名)に使用したか?」という記録を残すためです。マイナンバーのガイドラインが求めている基準を忠実に遵守します。
- 工事費を含めて、350万円の投資です。
社会保険労務士はどこでもクラウド利用型に
社会保険労務士事務所は、各種の業務ソフトを活用していますが、そこがマイナンバーの保管のためにクラウドを利用するので、全国のほとんどの社会保険労務士がクラウド活用型になる見込みです。
北見事務所は、マイナンバー金庫を導入することで、それらの社会保険労務士と一線を画します。
ネットに接続せずに利便性の高い方法は?
クラウドはネットと接続するわけですので、利便性が高いものの、同時に危険性も高いです。
このため、ネットと接続せずに利便性が高いマイナンバーの保管方法はないか? 安全性が高い方法がないか? ということが研究テーマになります。
金庫とスタンドアロン型パソコンの組み合わせが最適
そこで北見事務所は「ネットと接続せずに、かつ、利便性・安全性が高い方法」を考案しました。それは次の組み合わせです。
北見事務所は、金庫を導入して、その中で顧客のマイナンバーを保管する。
(用途は雇用保険等の事務です)
顧客は、給与計算ソフトの中に、従業員のマイナンバーを保管する。
(用途は源泉徴収票の作成です。そのパソコンをスタンドアロンにしてください。社内LANにも結びません)
北見事務所の金庫保管サービスとは
北見事務所は金庫によるマイナンバー保管代行を始めます。それは「マイナンバーをドンとお任せください」という意味で「ドンマイサービス」と呼んでいます。
マイナンバー直前対策セミナー <終了しました>
講師は北見昌朗です。『他の社労士でも話せる内容』とは異なります。次のような方にこそお聴きいただきたい内容です。
「顧問の社労士も税理士もマイナンバーのことが弱いので困っている」
「『クラウドを利用してマイナンバーを保管してください』と、顧問の社労士が提案してきた。クラウドなんて不安を感じる。紙とか金庫とか、他の方法があれば知りたい」
「給与システムの会社主催のセミナーに参加したが、クラウドなどシステムの売り込みばかり。会社の立場に立った話を聞きたい」
「マイナンバーのセミナーに何回も参加したが、政府が作ったガイドラインの説明ばかりで、具体的にどうすれば良いのかわからない」
「マイナンバーの管理規程とか、データで譲ってほしい」
開催日 | 平成27年 11月17日(火) 13:30から15:30[終了しました] |
---|---|
会場 | 名古屋商工会議所ビル 3階第4会議室 (名古屋市中区栄2-10-19)
|
参加費 お問合せ |
北見事務所のお客様・・無料 事前振り込みが必要です。 お問合せ窓口:玉寄(たまき) |
セミナーの骨子
- 『金庫』で顧客のマイナンバーの保管を代行する北見事務所の方針
- マイナンバーの管理区域の作り方(北見事務所の見本)
- マイナンバーの収集準備・収集
- 従業員以外のマイナンバーについて
- 従業員への通知(住民票所在地の確認)
- 従業員への通知(利用目的の周知)
- 従業員への通知(「マイナンバー通知書」提出のお願い)
- 採用時の本人確認の行い方
- 郵送についての北見事務所の考え方
- マイナンバーの保管方法
- 社内保管か? 社外保管か?
- 紙で保管か? データで保管か?
- クラウドを利用する利点と問題点
- 就業規則の変更
マイナンバーの管理規程が欲しいが、当日配布されるか?
配布されます。配布されるマイナンバーの規程は、次の4種類です。安全管理措置の内容によって規程が異なります。
①自社のパソコンで保管 ②自社の金庫で保管 ③クラウド利用 ④北見事務所の金庫保管
マイナンバーの管理規程をデータで欲しいのだが?
当日、1万円(税込み)で販売します。北見事務所の顧客は無償配布です。
税理士だが、参加可能か?
社会保険労務士事務所を併設していなければ参加可能です。ただし、場合によっては参加不可だったり、参加費が高くなりますので、個別事案となります。
社会保険労務士は、参加可能か?
不可です。